 | 奥田のコラム(NO154) 白内障手術物語(その1) | ( 2012/08/28 ) |          |  私はつい先日(8月16日)、白内障の手術を受ける事になりました。私に手術を勧め、執刀してくれたのは安里眼科の 安里良盛先生です。安里眼科を選んだのには少し訳があります。 今から15〜6年前に、今は亡き私の母が、糸満の安里眼科で白内障の手術を受けたのがご縁で、それ以来、安里先生とはゴルフ友達としてのお付き合いが続いていたのです。 ちょっと笑い話の余談になりますが、その当時の安里先生は、ゴルフが大好きな割には上手でなく、¨百獣の王=110の王¨、つまりどんなに頑張っても110以下のスコアでまわれないという、誠に不名誉なニックネームがつけられていたのだそうです。
私事で申し訳ありませんが、当時の私はゴルフの絶頂期で、70台のゴルフが普通であったと記憶しております。私が安里先生のアドバイザーをかってでたのと、安里先生の懸命の努力が実を結び、その後の安里先生は80台のゴルフに大変身したばかりか、何と、ホールインワンを3回も達成するという快挙まで成し遂げたのですから驚きです。 今やゴルフの師弟関係は完全に逆転しているに違いありません。 さて、私が白内障の手術をする事に心を決めたのは、その安里先生の一言によるものでした。ここ数年来、私は思うようなゴルフが出来ず、年のせいだとばかり思っていて、ゴルフをあきらめかけていたのです。
安里眼科のおもろまち新病院の開院祝で、久しぶりに安里先生と再会し、その時、『ゴルフが思うようにいかなくなったのは、間違いなく白内障のせいだと思うので、なるだけ早く手術をした方がいいかも知れませんよ』のアドバイスでした。検査の結果、私は紛れもなく白内障の初期に入っておりました。
迷いに迷いながらも遂に覚悟を決めて病院に行き、運を天に祈りながら、手術室に入ったのですが、恥ずかしながら手術室には家内にも入ってもらい、手術中はずっと家内に手を握ってもらっていたのでした。(この瞬間から、私は家内に頭が上がらなくなってしまった事は言うまでもありません。)
片目15分、両目を一緒にやりましたので、約30分間の恐怖の手術を無事に終え、その日は病院で一泊お世話になりましたが、もう翌日にはすっかり回復し、すこぶる順調で、世の中がちょっと変わった様な感じがしないでもありません。近くがちょっと見づらくて,階段の昇り降りに不便を感じますが、完全回復までには2〜3ヵ月かかるとの事です。
白内障手術後の私は、何かしら第3の人生の道が開かれた様な気分で、新しい希望の光が差し込んで来ている様に思えてなりません。
私には60歳の時に掲げた三つの人生目標があるのです。(現在76歳)
@ 100歳エージシューター(100歳で、100以下のスコアーでまわる事) A 100歳地球一周40,000キロの走破。(ゆっくり ゆったり) B 100歳太極拳老師(100歳で太極拳の名手になる)
A番目の目標はすでに殆んどクリアーしているのですが、@のエージシューターは、ちょっと諦めかけていただけに、今回の白内障手術は私に大きな喜びと希望を甦らせてくれそうです。
安里良盛先生、本当に有難うございました。現代の医療の進歩にも感謝です。 この白内障手術にずっと付き添い、その後のアフターケアにも心を配り続けてくれている¨カミサン¨には手を合わせないではいられない日々が続いている昨今の私であります。 (2012・8・27日の記) 写真上:安里眼科おもろまち分院 写真中:安里良盛先生 写真下:手術後にかけた初めてのサングラス | |  |