沖縄空手会館全景 沖縄空手会館特別道場・守礼の館 主催者代表挨拶 上原空手会館代表歓迎の挨拶 空手会館からの花束」贈呈 帯津先生ファンクラブの玉城先生の挨拶 | 2017年7月2日、上記の会が沖縄県豊見城市に新しく誕生した『沖縄空手会館』で開催されました。帯津先生の会がこの空手会館で開催された事自体に、私は大きなご縁のようなものを感じているのですが、その事は最後に記述する事にして、先ずは、帯津先生のお話を要約してお伝えいたします。ところどころ聞き漏らした点もあり、充分な記述でない事をお断りいたしておきます。
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<帯津良一先生のお話し¨究極の長寿法¨(その1)
(1)今回の講演会会場が、新しく完成したこの空手会館である事に私は(帯津先生の、事、以下同じ)特別の喜びを感じております。私は大学時代は空手部に所属しておりました。先頃、その空手部に入っていた人達の集まりがあり、私も出席してみましたが、集まった人達が皆な元気で、活き活きとしたいい顔になっているのを見て、本当に嬉しかったのです。今更ながら空手の素晴らしさに感銘を深くしているところです。
(2)先月、仙台のメトロポリタンホテルでの講演会に呼ばれ、この会でご一緒した方は作家の五木寛之さんでした。五木さんとの再会は8年振りでしたが、とてもお元気で、相変わらずのおしゃれで、ダンディーな五木さんでした。五木さんのあのカッコ良さは、ご本人の持つセンスの良さもさることながら、高価な英国製の背広にもよるものかも知れません。それにひきかえ私の背広は、わが病院の総婦長が東京駅にある安売りの店で買ってくる背広でしかありませんので、私は五木さんの前では大いなる気おくれをしないではいられません。
(3)五木さんの仙台でのお話は¨暗愁について¨という題目でしたが、私はその時まで暗愁という言葉を知りませんでした。私のイメージの中ではそれは川底に点在する大きな穴の様な物で、そこはあの世へ通じる入り口ではないかと想像したのでした。
(4)五木さんは¨死¨に関する話が大好きで、講演会の後の二人だけの二次会の席では、歴史にその名を遺した有名人が何歳まで生きたかについて語る会となりました。長生きの代表はお坊さんで、次が芸術家と言うのは定番のようですが、次の様な人達の名前が話題に上りました。
(5)歴史に名を遺したお坊さんでは@親鸞(90歳)、A法然(79歳)、道元(54歳)、日蓮(61歳)、空海(60歳)、最澄(54歳)、白隠禅師(83歳)などの名前が話題になりました。
(6)芸術家では画家のシャガール(98歳)、ピカソ(92歳)、梅原龍三郎(98歳)横山大観(90歳)。音楽家はかなりの短命で、ショパン、モーツアルト、シューベルトなどは30歳代で亡くなっています。比較的永く生きた人でもベートーベンが57歳、バッハが62歳です。 天才は早死にすると言われますので、音楽家は天才ではあっても芸術家ではないのかも知れないと言う結論になりました。
(7)私はかねがね¨人間の死に時は83歳位がベスト¨との説を唱えておりましたが、最近は五木寛之さんよりは、少なくとも5歳は長生きをしなければ・・・と思う様になっております。何故かと言えば、私は早寝早起きを奨励し、自らもその習慣に生きておりますが、五木寛之さんは私とは真逆で、真夜中に小説を書き、昼間は夕方まで寝ている人だからです。
(8) ベルクソンは、人生の目的は¨歓喜と創造による自己表現である¨、と申しております。つまり人間生きている限りは¨ときめきの人生¨を生きるべきであると言う事でしょう。私も健康長寿の根底には¨ときめき¨こそが最大の要因であると確信しているのです。 2017年7月5日の記
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