宮里藍選手の引退記者会見 日本最後の試合となったサントリーレディース サントリーレディースのティーショット 2017年全米オープン第2位の笑顔 絶妙のアプローチでバーディー | (その1)宮里藍ちゃんの引退劇にびっくり!!
ゴルフの宮里藍ちゃん(31歳)が5月26日に突然の現役引退を発表され、余りの突然に本当にびっくりでしたが、私が更にびっくりしたのは、沖縄の新聞がその翌日から3日間に渡って、新聞の一面に大々的に宮里藍引退の記事を特集した事でした。
私は沖縄にご縁をいただいて43年になりますが、この間、スポーツ選手の事が新聞の一面に3日間に渡って報道された事は無かったと思うにつけ、宮里藍ちゃんは既にそれほどまでに大きな沖縄の、いや日本の星になっていた事を再認識させられたのでした。
私も4〜5年前まではゴルフ大好き人間で、¨100歳のゴルフ人生¨を目指していたのですが、80歳の今となって、そのゴルフ人生に真っ赤な赤信号がつきっぱなしになっているところです。 今から20年程前には、沖縄の北部にある¨嵐山カントリー倶楽部¨で、宮里藍ちゃんのゴルフ姿を何度も見ておりましたが、その時の印象は、とても小さくて、可愛くて、ゴルフに向かう時の目の輝きが強く印象に残っていたのです。あの時のあの藍ちゃんが、いつの間にか、日本の藍ちゃんに成長し、世界の藍ちゃんになり、いよいよこれからベテランの味が出て来るのかなーと思っていた矢先の現役引退ですから、あまりに急激な時代の流れに、唯々驚くほかはありません。
宮里藍ちゃんは記者会見で、「モチベーションの維持が難しくなった」事、「プロデビューからの14年、苦楽を共にしたゴルフ人生が幸せな時間であった」事、そして「ゴルフには感謝一杯です」と語りましたが、彼女にとってこれ以上のゴルフ人生は無いのではないのでしょうか。 藍ちゃんの公式試合のプレーは、アメリカでの4試合を残すのみとなりましたが、どうか最大限にゴルフを楽しんでもらいたいと願うばかりです。宮里藍ちゃん、沢山の感動を本当に有難うございました。
(その2)松山英樹君の底力にびっくり!!
松山英樹君(25歳)の今年の全米ゴルフをテレビ映像で見るチャンスに恵まれました。初日のスコア―は74で、まだまだ世界の壁は厚いのかなーーーと思って、ちょっとがっかりしていたのに翌日、2日目は65と言うスコア―を出し、まさかのびっくり。3日目は71でまた一歩後退、やはり無理だとあきらめかけて、最終日のプレーを見忘れていたところ、突然アメリカにいる息子から電話がかかって来て、松山英樹がもしかして優勝するかもしれないとの事、私が急いでテレビのスイッチを入れた時にはもう結果が出ていて、何と首位とは3打差の2位にまで浮上していたのです。最終日のスコア―はこれまた66の爆発力です。松山英樹君の計り知れない底力に脱帽する他はありません。
松山英樹君を讃える賞賛の言葉は、専門家たちのコメントを視れば一目瞭然だと思い ます。英樹君頑張れ!!。日本中が応援している筈です!!
・ 丸山茂樹さんのコメント: 松山は本当に凄いゴルファーだ。前日悪かった点を修正し、ティーショットもアイアンもアプローチもパットもほぼ完璧だった。足りないのは優勝だけで100点満点で97・98はつけていい。
・ 倉本昌弘さんのコメント: 凄いと思う。途中で勝てると思った。優勝できなくても2位、3位にいると言う事が次の扉を開けるチャンスだと思う。
・ 片山晋吾さんのコメント: ゴルフが別次元。僕がメジャーでやっていた頃からレベルが上がって、違うゴルフになって来ている。もう一人のファンとしてしか彼を見られない。
・ 中島常幸さんのコメント: 最終日のゴルフからは、彼がますます強くなっているところが見てとれた。今後のメジャー優勝に期待します。
・ 青木功さんのコメント: 松山英樹選手は一皮むけて大きくなった。彼はもう世界に出ていく選手では無く、世界の一員になった。
・トム・ワトソンさんのコメント:彼に¨フルツールボックス¨というニックネームをつけたい。その箱の中にはメジャーで勝つものが全て揃っている。
(写真1・3は琉球新報より、写真4・5は日刊スポーツより) 2017・6・22日の記
|