 火曜・てぃるる上級教室出演者   水曜・あやかりの杜教室出演者   木曜・武道館教室出演者   土曜・豊見城教室出演者   宮古島教室出演者   生徒さん代表から花束を贈呈される奥田代表 |  今から20年前のお正月の夜明けに、私はとても不思議な夢を見ているのです。 その夢とは、白髪の老人が白い衣を身にまとい、滝が落ちる大きな池の中の岩石の上で、実に美しい舞を舞っている夢でした。あまりに美しくあまりの不思議さに、私は我を忘れてその老人に近づき、年齢を聞いたら何と100歳だと言うのです。
私は本当に驚いて、今度は恐る恐る老人の前に回ってそっと顔をのぞいて視たら、何とその顔はまぎれもなく私の顔でありました。私は本当に本当に驚いて、気付いた時にはふとんから飛び起きて、その場に座り込んでおりました。暫く経ってから、私はそばにあった紙に『気功元年・100歳人生』と書き留めていたのでした。 今から思えば、あの時あの老人が夢の中で舞っていたのは、間違いなく今私達がやっている気功と太極拳をたして2で割ったようなものでした。 私は20年経った今でも、あの日の夢の中の出来事を忘れた事がありません。どうしてあんな夢を見たのであろうかと、何度も自問自答してみるのですが、あれは天なる神様が、¨あなたはこの際しっかりと気功・太極拳の世界を学んで、100歳人生を生きる見本になりなさい¨、とのお告げであったように思えて仕方ありません。 以来20年間、自分なりに一生懸命に気功・太極拳の世界を勉強してきたつもりですが、私は気功・太極拳の原点は、大宇宙の摂理と身心を共にして、呼吸を通して宇宙と響き合う事であると結論付けているのです。
21世紀は¨100歳を生きる時代¨と言われるようになりました。私も同感でありますが、元気な100歳を生きる為には、それなりの心掛けと、天なる神様からの応援もいただける好運に恵まれなければ、100歳人生は至難の業であろうとも思います。
私の母親は生前、口癖のように¨お天とう様が見ているヨ¨、¨天に恥じないようにネ¨、と申しておりましたが、今80歳になって母親の言葉が神言の様に思える時があるのです。 私が今自分に言い聞かせている一番の教訓は、¨天は自ら助くる者を助くる¨であります。とりあえず今は、元気な80歳を生きて、生かされている事に感謝して、これから更なる100歳人生に向けての一歩一歩を歩み続ける事にしようと、心新たにしているところです。 2016・10・23日の記
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