| 奥田のコラム(NO169)−ありがとう2012年ー | ( 2012/12/31 ) | | 2012年もいよいよ今日が大晦日です。 大晦日と言えば¨紅白歌合戦¨がときめきの象徴のような気がしていたのですが、何故か近年の私は、¨紅白¨にはあまり興味が亡くなり、出来る事ならどこかの裏番組で落語の特集番組でもあればいいのに・・・と思うようになっております。 今年の大晦日の夜は、¨紅白¨はラジオの音で聞き流す程度にして、それよりも、今年一年の自分をしっかりと振り返ってみようと思っているところです。
私の印象に残る今年のビッグ3の出来事は、@ロンドンオリンピック、A山中伸弥先生のIPS 細胞のノーベル医学生理学賞、それにBは年末ぎりぎりの日本政界大逆転劇と言う事になろうかと思うのですが、@、Aの感動劇に比べると、Bのドタバタ政変劇にはいささかうんざりの感だけが印象に残るばかりです。私は日本の政治(家)にはあまり期待はしておりません。
2012年、ここからは私のささやかな個人的出来事を振り返っておこうと思います。 @ 長い間結婚しなかった娘がやっとの事で結婚に踏み切ってくれて、これで4人 の子供達が全員独立し、とりあえず親としての責任にピリオドを打つことが出来た事に安堵しております。(コラムNO135,136に記載)
A アメリカ娘と結婚した末息子に4月17日,第2子の女の子が誕生し、月に2〜3回はインターネット通信をしてくれるのが楽しみでなりません。 私は孫が5人ですが、一番下の孫が20歳になるまでには96歳まで生きねばなりません。だから私は¨元気な100歳人生¨を目指すのです。
B 35歳で沖縄に移住を決めてから40年間、今日まで激しい人生の浮き沈みを体験せざるを得ませんでしたが、75歳にしてやっと全ての仕事のしがらみから解放されるに至りました。 いつの日か後期高齢者の仲間入りをする事になりましたが、私は生涯を¨青雲の志¨で生きていこうと決意しております。
C 16年前、家内の突然の事故入院がきっかけで、神様は私を¨気功と太極拳¨の世界へ導いて下さいました。16年の時を経て、今はたくさんの仲間達にも恵まれ、大いなる生き甲斐の日々を過ごさせていただいております。
D 今年は、私が健康人生の師と仰ぐ帯津良一先生(帯津三敬病院名誉院長・日本ホリスティック医学協会会長)が3回も来沖して下さり、特別の学びをいただけた感謝の年でした。
E 12月17日には、日本最大の組織を誇るNPO法人・日本健康太極拳協会さんの方から、まさかの沖縄交流会のお誘いをいただき、先日無事にその大役を果たすことが出来ました。どうやら来年からは、沖縄と全国との交流の輪が拡がるに違いありません。(コラムNO167、168に記載)
F これも突然に舞い込んできた出来事ですが、日本・カナダ共同制作映画『カラカラ』に、気功の先生役で出演依頼を受け、未知なる世界を体験させていただきました。 この映画での私の最大の収穫は、映画の中で出会った中国崑崙山脈に伝わる1000年の秘宝『大雁気功』を習得できた事です。 『大雁気功』との出会いもまた、神様の¨みちびき¨によるものという気がしてなりません。私は生涯をかけてこの大雁気功に取り組んでみたいと念じております。 『カラカラ』は沖縄では新年1月12日から(全国は1月19日から)上映が始まります。
仏教の教えによれば、人生とは生かされて生きている事を深く学び、そして慈悲の心(人様のお役に立てる事)を養う事だそうです。 私は伝教大師最澄の『一隅を照らすは、これ国宝なり』の言葉を座右の銘と心得ております。これからの人生を自分と人様の健康長寿のお役に立てる人生でありたいと願っております。2012年の全てに感謝です。有難うございました。 (2012年大晦日の夜の記)
追伸 2012年の大晦日の夜、私はとうとう紅白歌合戦に一度もチャンネルを合わせることなく、NHKBSテレビで高倉健主演による「幸せの黄色いハンカチ」と「駅」に魅せられておりました。ストーリーの素晴らしさと俳優さん達の名演技に感銘を受けました。
写真上:長男の息子 写真中:二男の息子2人 写真下:三男の娘2人 | | |