| 奥田のコラム(NO134) 2012年にかける私の夢物語 | ( 2012/01/18 ) | | 新しい年が明けてまだ間もないのですが、今年の私は、昨年の暮れから、まさかの¨夢物語¨が全身に拡がっていて、心中には密かに燃えるものがあるのです。私はその夢物語を夢に終わらせてはならないと思い、今年の年賀状にはその事を書いて親しい方々に報告いたしました。今年最初のこのコラムにもその事を書き残しておこうと思います。
〈2012年の私の年賀状〉
明けましておめでとうございます 昨年の暮れは、日本・カナダ共同制作映画「カラカラ」に気功の先生役で出演し、無事撮影を終える事が出来ました。 今年はこの映画の中で出会った、中国崑崙山脈1000年の秘宝と言われる「大雁気功」(The Wild Goose Quigong)に心を燃やしてみようと思っております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 2012年 元旦 奥田 清志(天遊)
私が¨夢物語¨と申しますのは、上記の映画「カラカラ」の中で出会った「大雁気功」(以下:大雁功)の事を指しているのです。
コラム(NO131,132)にも詳しく書きましたが、昨年の暮れ、まさかの事でしたが、日本・カナダ共同制作映画「カラカラ」に、気功の先生役で出演の依頼を受けました。 依頼を受けてからの2か月余りは、英語のセリフを覚えるのと、この時初めて出会った、¨大気功¨の習得に夢中で取り組む日々が続き、それ以外の事は何一つとして考える余裕はありませんでした。 撮影も無事に終わり、その後の日々が過ぎていく内に、この映画の中で出会った¨大雁功¨が、とんでもない奇跡の出会いのように思えてきたのです。
私が不思議に思えてならないのは、私の映画での役は、台本を書き始めた時から、中国系カナダ人の気功の先生に決まっていたのだそうです。その彼が、日本(沖縄)での撮影の直前に体調を崩され、更には福島原発事故で、日本中が放射能汚染されているとの印象も加わり、日本行きを断念される事態となり、急遽その役が私に回ってきたのだそうですから、まずはこの事が第1の不思議です。
それにもう一つの不思議は、何と言っても¨大雁功¨との出会いです。 この¨大雁功¨は、中国崑崙山脈にある道教の世界で、1000年以上にも亘って密かに継承され、27代もの老師と言われる人達に引き継がれてきているのです。27代目を引き継がれた楊梅君(ヤン・メイジュン)という女性が、1000年の禁を破って、この大雁功を世の中に出されたのだそうです。 この楊梅君老師は2002年に106歳の天寿を全うされておりますが、彼女の生命力と、1000年の歴史の凄さに、私はひたすら深々と頭を下げる外はありません。 こんなにも凄い¨大雁功¨に映画を通してご縁をいただき、しかもその映画の中で大雁功の先生役を授かるというご縁の深さを思うにつけ、もしかしてこれは、神様の導きかも知れないと思ったりもしているのです。
私は今、この大雁功に魅せられております。私はこの大雁功とのご縁を生涯に亘って続けさせていただき、いつか自分のものに昇華させ、自分と人々の健康長寿に役立てたいものと念願しています。
話は16年前に戻りますが、1996年8月、家内の突然の入院から、私は気功の世界にご縁をいただく事となりました。そして一心に学んでいる内に、1997年のお正月の明け方、100歳の気功人生を生きている自分の姿を夢の中で見たのです。私はびっくりして飛び起き、思わず手元にあった紙に¨気功元年・百歳人生¨と書いた時の事を思い出しています。
2012年が明けて、私の頭の中には¨大雁功元年・生涯青春¨の言葉が浮かんでおります。私は今75歳ですが、大雁功に出会ったお蔭で、今年がまるで新しい人生の夜明けの様に思えているのです。
2012年の私の人生計画は、7月から8月にかけて、中国崑崙山脈に大雁気功の源流を訪ねる旅に出てみようと思っています。 2012年を希望と感謝と感動の年にしたいものです。 (2012年1月16日の記) 写真上:2012年の年賀状 写真中:ガニオン監督と大雁気功練習風景 写真下:ガニオン監督、スタッフとの打ち合わせ | | |